今日はイギリスに住んでいた頃に、当時私の住んでいたアパートの自室から見える桜の木の事について書きたいと思います。私の部屋は10畳くらいあって、ドアを開けて真正面にガラス越しの窓があって、その窓からとても大きくて綺麗な桜の木が見えるのです。
4月頃になると桜が満開でちょっと赤みの強いピンク色の桜の花で、私の部屋の窓から見ると、まるで一枚の絵の様に、とても幻想的なのです。風に木々が吹かれて、花びらが舞い散り、異国情緒漂う風景なのです。
よくあさ目が覚めて、窓の前に立ってぼ~っと桜の木を眺めていました。桜があまりきれいだから、紅茶を入れたマグカップを片手に音楽をかけて素敵なひと時を過ごしていました。
日本も桜は有名だけれど、異国で見る桜もまた、日本で見るのとは違って、変わった趣があります。木漏れ日が差し込んで見た、光と桜の花の輝きはいい思い出です。今はもうアパートのオーナーは家を売却してしまって、そのアパートは他人の手に渡っていますが、機会があったら、もう一度その桜の木を眺めてみたかったですね。