組子細工
いつも我が家の修繕を頼む時に馴染みの大工さんがいるのだが、その大工さんの息子さんが組子細工という日本の伝統工芸品のアート化したものを作る。その息子さんも大工で普段色々な家庭のリフォームを手掛けているのだが片手間に空いた時間に独創的な組子細工をつくる。本業は大工なので組子細工は独学で学んだのだそう。私も仕事の傍らいくつか自宅に展示してある大きな組子細工を見せてもらった。大きい作品は大工の仕事もやりながらだから、一年はかかったという。木を小さく切って細かい組子を時には模様、時には文字を入れながら作っていく。今30点ほど作って持ってるが彼は個展を開いてよく高知新聞にも取り上げられる。独学で色々な才能を開花させる人は多くいるがその大工の息子さんは芸術の才能が芽生えたみたいである。私はアートとデザインの資格を持っているが、私とジャンルが違うにせよでも独学にしては大した組子細工である。なんともこんな小さな市に才能溢れたartistがいるとは。
0コメント