お墓の掃除
京都に住んでいる間、錦市場を通り過ぎた所に、大きなアーケード、商店街があってその商店街の一角に”誠心院”と言うお寺があってその寺のお隣に霊園があってそこのお墓をお掃除させてもらっていました。前々から私はお墓の掃除が好きでいつも清々しい気持ちと感謝の心でお墓の掃除を実家のお墓がある高知県でもしていて、掃除をし終わった後はほんとに気分が良くて心がウキウキして30分~1時間くらいいつも時間をお墓のある霊園で過ごしていました。亡くなった故人を偲びながら青空を見上げて、ぼう~っとしているのがとても好きでした。京都の誠心院の霊園にはいつも朝早く行って自分の家のお墓ではないけれども、そこは誰でも訪れることが出来る霊園で、一生懸命汚れた他人の家の墓石や湯呑などを水で洗って、墓石の位置を整えて、草や枯草も全て掃除して、古いかびたボロボロのお札は捨てて、一番美味しい京都の井戸水のお水をお供えして、最後に霊園にお礼をしてそれで誠心院を出て行きました。大好きな大切な京都本当に有難う御座いました。不思議な事にお墓を掃除していると、何故か誰の物でもない綺麗なうさぎの絵柄の湯呑が地面に転がっていました。まるで、お墓の掃除をしたお礼のようにその薄青い湯呑が転がっているのです。私もなぜかその湯呑を誠心院の霊園で見つけた時、ほんとに何故だか、墓掃除のご褒美とバンとその考えが頭の中に入ってきて思わず感謝して綺麗にその湯呑を洗って実家の高知県に帰って来た今でも大切に持っています。また誠心院のお寺のお堂は開いているのを見た事が無く、これもまた不思議な事に霊園の墓掃除が完了したそのまさにright timeでお寺の鐘が鳴ってお堂の中からお坊さんと煌びやかな美しい金色のお釈迦さまの仏像が私の目の中に入ってきてそして見えてとても感動しました。
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